24 Jun 2016
近藤純正先生に最近のご研究などについてお話していただけることになりましたのでご案内いたします.
日時:2016年7月13日(水)17:00ー
場所:筑波大学アイソトープ環境動態研究センター 環境動態予測部門棟 会議室
標題:気候・環境変化と森林蒸発散・湧水温度ー熱収支解析ー
要旨:
湧水または井戸水の水温を測れば地域の環境変化がわかる。環境変化には、地球温暖化と都市乾燥化および土地被覆状態の変化の3つが含まれる。通常の方法で、これら環境変化を高精度で観測することは非常に難しいが、水温観測は年に数回でよく、桁違いに楽である。そのため、環境問題に関心をもつ方々に湧水温度の観測を勧めたい。
本論は湧水温度の観測を行う基礎として、地球温暖化・都市乾燥化の実態、その正しい評価を行う方法、森林気象、地表面熱収支の基本などについて説明したものである。
さらに東京都内を例として、湧水温度の観測資料から評価した「都市化率と地表面の蒸発効率の関係」を示した。
備考: セミナー終了後に、会場にて簡単な会食を行います.会食まで参加される方は、浅沼(asanuma”@”ied.tsukuba.ac.jp(””を外して下さい))までご連絡ください.