環境動態予測部門の辻村 真貴教授が研究代表者の論文が、この度プレスリリースされました。
本研究では、北アルプス・乗鞍岳の隣接する高山流域において、河川流量や水の同位体比を解析し、高山域の水循環の実態を調査しました。
その結果、河川水の起源は季節に応じて融雪水から雨水へ移り変わる一方、地下水が雪融期・降雨期の双方で河川流量を支えていることが明らかになりました。また、地下水の寄与率は流域によって大きく異なり、植生や地質、地形などが影響している可能性が示されました。
本成果は、気候変動に伴う積雪量や降雨量の変化が高山地域の水循環や下流域への水供給に及ぼす影響を理解するための重要な知見となります。
本研究成果の詳細は、以下のプレスリリースならびに論文をご参照ください。
プレスリリース
- 筑波大学(2026年10月7日)
https://www.tsukuba.ac.jp/journal/biology-environment/20261007140000.html - プレス発表資料(PDF 986KB)
論文
- Subsurface water runoff in an alpine catchment covered by Pinus pumila, Northern Japan Alps, Asian monsoon region
(アジアモンスーン地域・北アルプスのハイマツからなる高山流域における地下水流出)
Hydrological Sciences Journal, DOI:10.1080/02626667.2026.2730347
