多種の放射性同位元素を用いて研究を行ってきた実績と迅速な対応が可能な施設を活用し、放射性同位元素、放射線についての高感度測定法や簡便測定法さらには野外の様々な条件下での測定法など新たに開発するとともに、それらを物性、 材料や機能評価、環境中挙動を調べるトレーサー、生体内挙動や代謝経路の解明などに利用するための基礎的研究を行います。
研究内容
本部門では人工および天然の放射性同位元素を使って次のような研究をすることができます。
放射線利用 | 陽電子消滅・メスバウアー効果・PACを用いた物性研究 |
放射化分析 | 微量元素分析、環境汚染研究 |
トレーサー利用 | 生体内微量元素分布の解明、生物代謝経路研究、輸送体タンパク質研究、 遺伝子・タンパク質の発現解析 |
環境放射能利用 | 地質年代測定、微量元素の環境循環、地形学 |
その他 | 化学反応機構の解明、新規機能性物質の開発、新規標識化合物の合成 |
アイソトープ基盤研究部門からのお知らせ
第9回 CRiESセミナーのご案内です。 ◆日時:2025年1月14日(火)17:00~ ◆場所:ハイブリッド(MS Teams + アイソトープ棟講義室) ◆発表者:大瀧未帆(ヘルシンキ大学理学部化学科) ◆タイトル: ……
第7回 CRiESセミナーのご案内です。 <開催要領> ◆日時:2024年11月19日(火)17:00~ ◆場所:オンライン (MS Teams) ◆発表者:徳永 紘平(原子力機構) ERAN採択者(若手) ◆タイトル: ……
第9回CRiESセミナーが開催されます。 <開催要領> ◆日時:2024年2月20日(火)17:00~ ◆場所:オンライン (Zoom) ◆発表者:高久雄一(筑波大学数理物質系) ◆タイトル:十和田湖の湖底堆積物から読み ……
アイソトープ基盤研究部門の坂口准教授が共著に名を連ねる学術論文「233U/236U signature allows to distinguish environmental emissions of civil nuc ……
アイソトープ基盤研究部門の五十嵐康人准教授に、茨城県防災・危機管理部、茨城県東海地区環境放射線監視委員会より、感謝状が授与されることが決まりました。五十嵐先生は、5期にわたり評価部会専門員、監視委員会委員として、本県の原 ……