2014年3月18日から25日にかけて,圃場の観測システムの更新が行われました.観測データの記録に使用しているロガーやPCなどを交換した他,観測機器の入れ替えを行いました.これに伴い,観測項目にいくつかの追加/変更があります.
1)放射収支計(EKO MF-11)を廃止し,4成分放射計(Hukseflux NR01)に入れ替えました.これによって,放射収支量は,4成分放射計による観測値になったほか,従来通りの下向き短波放射量に加えて,上向き短波放射量(反射量)と上向き長波放射量が公開データに含まれるようになりました.
2)観測タワー上29.5mの風速は,これまで超音波風速計(Kaijo DAT600)の計測値を用いてきましたが,新たに風向風速計(YOUNG 5103LM)を30.35mの高さに設置し,その計測値を今後30mの風速として公開いたします.また,超音波風速計を用いた29.5mの顕熱フラックスの測定は,将来的には廃止の予定となっております.
3)システムの更新に伴い,観測データの数値表示,グラフ表示が新しくなり,より見やすいものとなりました.
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