恩田センター長が、平成27年11月5日、6日に一橋大学で開催されている、ISTC/STCU ‘Final ISTC/STCU Fukushima Initiative Expert Committee review meeting on remediation and monitoring in response to the Fukushima nuclear accident to be held in Tokyo, Japan on November 5-6, 2015’(ISTC/STCU福島イニシアティブの専門家委員会による福島原発事故の再生とモニタリングについての最終発表会議) に専門委員として参加し、『Importance and Remaining Issues in Studies of Secondary Migration of Radionuclides and Waste』(放射性核種の2次移行と廃棄の研究の重要性と残された問題)について講演を行います。
福島イニシアティブとは、福島第一原発事故後に日本を救うべく、欧州各国と米国エネルギー省(DOE)と、発足された組織あり、国際原子力機関(IAEA)もプロジェクトの一部に関して技術的な提供をしています。
『ISTC/STCU福島イニシアティブ』とは2012年に福島第一原発事故をうけて、発足された組織で、ISTCとSTCUはチェルノブイリ発電所核事故後に、放射性物質が及ぼす周辺地域への影響を、環境モニタリングと研究をするために設立されました。この様な背景において、ISTC/STCUは福島原発事故後に起こった様々な問題を改善すべく、長期的なモニタリングと放射性物質汚染地域の再生を目指した研究プロジェクトを後押ししました。これが『ISTC/STCU福島イニシアティブ』です。
今回の会議では、専門委員においては、以下の6つのプロジェクトについて最終結果発表が行われ、日本と海外の専門家とで、日本に有益な研究はなにかを議論します。
関連ページ:http://www.istc.int/istc/istc.nsf/va_WebPages/Fukushima_meetingEng