熱収支・水収支 クオリティチェック済データ

2003年4月末に行われたルーチンデータ収録システムの更新以後,観測データは全てCampbell Sci社のCR-10X→CR1000(2014年3月19日~)およびCR-23X→CR3000(2014年3月20日~)に収録されており,必要最小限の品質管理とフォーマットの修正(クオリティチェック)を経た上で公開されます.現在,定期的に更新されているデータセットは ver1.1 のみです.バージョンとクオリティチェックの関係はこちらをご参照ください.今後必要に応じて,Ver.2.0 の更新や,さらに上のバージョンの公開を行う可能性があります.

研究等へのデータの利用を希望する方はデータ利用申請書をセンターに提出してください.利用に際しては必ずメンテナンス・エラー報告熱収支・水収支観測日誌をご覧ください.データの欠損などに関する重要な情報が含まれています.


Ver. 1.1

2003 年 5 月より運用する新システムによって観測される生データに一定の品質管理が施されたデータセット.この品質管理には,メンテナンスや観測システムのトラブルにともなうエラーデータと決められた範囲外のデータを,欠測として生データから除去することが含まれている.データセットは年度末にホームページで公開されている.既に,旧システムのデータを新システムの出力様式に揃えたものも Ver.1.1 の長期データとして公開済み.新システムの詳細は,センター報告第 5 号(2004)に掲載されている.

月別ASCIIデータ年別データデータ項目メタデータ


Ver. 1.0

2003 年 4 月まで運用した旧システムによって観測された生データに品質管理が施されたデータセット.品質管理の手法が観測時期によって一貫していない点に注意が必要.
データセットは小数点を含まない.年度末にホームページで公開されるとともに,当時のセンター報告にも記載されてきた.新システムの運用開始後は,Ver.1.1 としてデータの更新が行われるようになったため,今後は更新されない.

月別ASCIIデータ年別データデータ項目


Ver. 2.0

データの信頼性向上を目的として,上記 2 つのバージョンに対して改めて品質評価・品質管理を実施したデータセット.現在公開されている Ver.2.0 は,1981 年 8 月から 2005年 12 月までの約 25 年間のデータに対して,改めて一貫した品質管理が施された結果得られた一時間値.実施された品質管理の詳細や,得られた月統計値,年統計値,気候値のグラフは,センター報告第 7 号別冊(2006)に掲載されている.

一時間平均値月平均値年平均値データ項目